「趣深山 四国の雪崩」
ブログ「趣深山 四国の雪崩」を開設いたします。
というのは 近頃 この山域の雪山に 雪崩など、 まったく無関心な登山者を よく みかけるようになってきたからです。
多雪地帯では 雪崩遭難事故も 頻発し、 みんなおのずと それなりに 注意するようになるのですが 、穏やかな気候の 四国など 温暖 寡雪地帯での雪崩情報は あまりに数少なく 「まさか四国では 雪崩など」と 思い込み あくまで無雪期の延長で 安易な気持ちのままで、 積雪期の山の危険性を認識することなく そのまま雪山 にはいることに なるのでしょう。
こうした「 無知の至福 」 状態では 雪崩の危険に まったく無防備であるといえます。
ところが 四国でも 過去 雪崩遭難死亡事故が 何件か 発生していますし、毎冬 足しげく山域に通うと、 ときには ヒヤッとすることなど たびたび あります。
剣山(1955)山頂の測候所は 既に廃止・撤去 されましたが 貴重な公式観測記録が残っています。
その剣山山頂(1955)測候所 1970-1990年の公式 降雪記録 (寒候年) を見ると 降雪の深さ 合計で 212~802 cm と 雪崩があって当然の降雪量なのです。
たとえ温暖な四国でも、 積雪の多い山では それなりに 雪崩への警戒をしなくてはならないのです。
拙作「趣深山」サイトでは「温暖な四国でも」 など 四国での雪崩情報をサイト上に公開していましたが、今般 拙作「趣深山」サイトでの 既出の四国雪崩情報を 整理してみました。
サイト上で 情報共有化し、 四国での 過去の事故や雪崩発生事例など、 謙虚に 学び、 雪崩への注意を喚起し、 雪崩への危険感受性を高めていこうという、 姿勢こそが 、とても重要だと思い、自戒をこめて、 本ブログを開設することにいたしました。
雪や雪崩については 全く 不十分な 知識・経験しかない持ちあわせておりませんのに、 このような 「雪崩サイト」を 公開するのは 浅学な身を恥じながら 誠に こころ苦しい ところですが ご海容のほど おねがい いたします。
また 読者皆様の ご情報提供や ご指摘 など など ございましたら ぜひ メール コメント いただければ 幸甚です。
「趣深山」サイトともども 今後とも よろしく ねがいます。
天狗峠 雪崩 平成17年2月13日撮影
お亀岩避難小屋 雪崩 平成23年2月26日撮影
2005年12月27日 徳島新聞
徳島新聞 2006年1月26日 の記事もあります。
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